トラックや重機の無い時代にどうやってこのようなスケールの
大きいピラミッドを建築できるのか不思議でなりませんでした。
「サン・ファン・テオティワカン」にある「太陽のピラミッド」と
「月のピラミッド」について解説したいと思います。
この記事を読むとわかること
・サン・ファン・テオティワカンとはなにか
・観光する際の注意点
・おすすめの土産
世界最大のピラミッド
本日はメキシコシティから車で1時間くらい離れた
「サン・ファン・テオティワカン」にある「太陽のピラミッド」と
「月のピラミッド」について解説したいと思います。
テオティワカンの遺跡は、その中央を南北約5キロ、幅40mにわたって貫く
「死者の大通り」がメインストリートとなっています。
その周辺には「太陽のピラミッド」「月のピラミッド」「城塞」といった
巨大なピラミッドや神殿群が無数に立ち並び、その総面積は約20平方キロ。
東京都でいうと港区ほどという巨大な遺跡でした。
テオティワカン文明は当時、ローマ帝国にも匹敵するほどの世界有数の
高度な建築技術を持った文明として発展していたとのことです。
太陽のピラミッド
私がこのピラミッドに訪れたのは日曜日の午前中でしたが、
太陽のピラミッドは長蛇の列で並ばないと登ることができませんでした。
何故、こんなに混んでいるかというと日曜日はメキシコ人は無料で入場
できるため人が多いとのことです。
1時間くらい並んでようやく登ることができたのは大きい方のピラミッド
「太陽のピラミッド」、太陽のピラミッドは高さ65m、底辺が225mの
テオティワカン最大のピラミッドです。
月のピラミッド
次に登ったのが小さい方のピラミッド「月のピラミッド」です。
紀元350年頃に建造され高さ42m、底辺150mという大きさで、
死者の大通りの北端に位置しています。
ピラミッドの前は広場のようになっており、宗教的に重要な行事の
ほとんどは、この月のピラミッドで行われていたと考えられている
とのことです。
小さいとはいえ42mありますので頂上に着くころにはまたもや足が
ガクガク震えてきました。
頂上からは、全長約5キロにおよぶ死者の大通りがまっすぐに延びる
雄大な遺跡の全景が見渡せます。
登る時は注意が必要
1. どちらのピラミッドも勾配が結構急なので上る際は服装、
靴には十分注意してください。
(パンツスタイル、スニーカーを推奨)
2. 日差しがきついの日焼け止めは必ず塗ってください。
メキシコ旅行をする際は必需品です。
現地でも購入できます。
3. サングラスと帽子も忘れないでください。
忘れた場合はお土産屋さんに売っていまのでピラミッドに
上る前に購入してください。
お土産屋さん
ここも世界遺産なので多くの観光客が訪れていました。
入口入ってからピラミッドにたどり着くまでに多くのお土産やさんが
並んでいます。
どのお店で何を買おうか迷いますが、大体どのお店もあるかっている商品は
同じでした。
お土産その1 黒曜石(こくようせき、オブシディアン)
テオティワカンでは黒曜石の加工所が数多く発見されており、
この都市はその黒曜石の交易を独占して栄えていました。
すなわち、メソアメリカ文明にとっても石器の利用は不可欠であり、
黒曜石は調理用具、武器あるいは宝石として重宝され、その黒曜石を
産出する地を治めたことで、テオティワカンは莫大(ばくだい)な富を
集めて繁栄したと考えられています。
テオティワカンは、紀元前2世紀から6世紀までの間に存在した、
当時のアメリカ大陸では最大規模を誇った宗教都市で、14世紀にこの
遺跡を発見したアステカの人々は、あまりのスケールの大きさにこれが
人の手によるものだとは信じられず、「神が集う場所=テオティワカン」と
命名したといわれています。
黒曜石は、溶岩が急速に冷えて固まったガラスだそうです。
その昔、石器や刃物としても使われていて、生贄文化のテオティワカンでは、
心臓を取り出すためのナイフとしても利用されていたそうです。
お土産には、石器・アクセサリー・置物が所狭しと置いてあります。
ちなみに私は写真のペーパーナイフを購入しました。
お土産その2 帽子(ソンブレロ)
ドンタコスの宣伝でかぶっているような大きいものではありませんが、
皆がみたらあ~メキシコの帽子って言ってもらえる帽子を購入しました。
メキシコでは帽子の事を「ソンブレロ」と言います。
スペインやメキシコなどで使われる、つばが広くて中央が高い作りを
している男性用帽子です。
ソンブレロの正式名称はスペイン語で「ソンブレロ・デ・チャロ
(カウボーイの帽子という意味)」です。
スペイン語で日陰を意味する「ソンブラ」が語源ですが、スペインや
メキシコではつばの付いた帽子のことを広くソンブレロ(sombrero)
と呼びます。
その他にもキーホルダーやTシャツetc色々ありました。
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まとめ
トラックや重機の無い時代にどうやってこのようなスケールの
大きいピラミッドを建築できるのか不思議でなりませんでした。
ピラミッドの頂上に登った時の爽快感と疲労感は忘れることができません。
メキシコに行くなら必ず行った方がいいと思えるピラミッド、
行って良かったと思えるピラミッドでした。
メキシコのスケールのデカさを実感できました。
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