キャンプシーズン到来ですが、今回は「シュラフ」について
解りやすく解説していますのでシュラフ選びの参考にしてください。
シュラフと聞くとキャンプ用品の印象が強いと思いますが、
最近では防災グッズとしてもとても人気が高い商品です。
一言にシュラフと言っても色々な種類がありますので簡単に紹介して
いきますので最後までご覧ください。
この記事を読むとわかること
・シュラフとはなにか
・シュラフの種類
・シュラフメーカー
シュラフとは?
シュラフとは、寝袋の事です、寝袋とは袋状の携帯用寝具のことです。
キャンプや登山などの際にテント内で使用される他、最近では
防災用品としても用いられます。
「シュラフ」はドイツ語で寝袋を意味する「シュラフザック」の略です。
英語では「スリーピングバッグ」(sleeping bag)と呼びますが、
日本では「シュラフ」と呼ばれています。
各メーカーごとに素材から形状までこだわって開発・製造されています。
シュラフの種類
シェラフには「マミー型」と「封筒型」の2種類があります。
下は2種類のシュラフの特徴をまとめた表です。
マミー型 | 封筒型 | |
保温力 |
・ミノムシのように全身を覆う ・少し肌寒い季節でも |
・暑いときは広げて掛け ・保温力はマミー型に劣る |
収納性 |
・コンパクトに収納できる。 ・登山やツーリングなどに |
・収納性が悪くかさばる。 ・家族キャンプや |
大きさ |
・一人用 (大人用と子供用がある) |
・シングル、ダブル、 キングサイズがある。 |
寝心地、 |
・表裏共にナイロン製のもが ・シャカシャカ音がする。 ・密着性が高いため身動きが |
・裏地に綿(コットン)を |
こんな人に |
・ソロキャンプ。 ・コンパクト収納と暖かさ ・秋冬がメインシーズンと |
・家族キャンプ。 ・クルマに余裕があって ・春先や初秋がメイン |
その他補足です。
一般的に国内のキャンプ場で家族キャンプを中心に楽しむ場合は、
「3シーズンタイプの寝袋(シュラフ)」を選ぶのが良いでしょう。
シュラフは次の様カテゴリーで分けられています。
・4シーズン用(春夏秋冬)
・3シーズン用(春夏秋)
・厳冬期用
カテゴリーごとに快適使用温度の目安
・春夏用……5~10℃
・3シーズン(春夏秋)用……-5~5℃
・厳冬期用……-5℃以下
バーベキューなど、日帰りのアウトドアレジャーの時にも、
「分離できるタイプの封筒型」ならブランケットの代わりにもなるので、
防寒具として常備しておくというのもお勧めです。
まずはシュラフの形について比較しました。
使用する場所、用途に合わせて選ぶことをお勧めします。
ちなみに私の使用している3シーズン用シュラフは、
「コールマン 封筒型 パフォーマー3 C5」を使用しています。
形が決まったら次はシュラフの中綿について比較したいと思います。
シュラフの中綿の種類
中綿には2種類あります「化学繊維(化繊)」と「ダウン」です。
それぞれの特徴をまとめましたので参考にしてください。
化学繊維(化繊) | ダウン | |
保温力 |
・同じ重さのダウンと化繊を |
・同じ重さのダウンと |
収納性 | ・ダウンに劣る | ・圧縮性が高く コンパクトになる。 |
大きさ (重量) |
・ダウンに劣る |
・化繊に比べ約半分程度の |
メンテナンス |
・洗濯可能で濡れに強い。 ・メンテナンスが楽 |
・濡れに弱いのと保管に |
寝心地、 |
・化繊の方が重さを感じ ・ダウンより強いので、 |
・フワフワとした ・ダイレクトに床の |
コスト |
・ダウンと比べ リーズナブル。 |
・化繊と比べ高い。 |
保温性について補足します。
寝袋(シュラフ)には「使用温度目安」が記載されています。
一般的には「記載温度+5℃程度」を目安に考えると良いと言われています。
例えば「使用温度目安 10℃」と記載されていれば、15℃前後のところで
使用すると良いといった意味合いです。
メーカーによって「最低使用温度」や「推奨使用温度」など表記は様々です。
選択を誤ると「寒すぎる」「暑い」などが生じてしまうので注意が必要です。
又、いつ・どこでキャンプをするのか、そこの気温はどうなのかという
情報は、キャンプの時には常に確認するようにしておきましょう。
3シーズン用の寝袋(シュラフ)に防寒対策をしっかりとしておけば、
オールシーズン使えるケースが多いと思います。
使用状況をいろいろと想定し、一番使い易いバランスを考えてみましょう。
おすすめメーカー
各メーカーの特徴などを解説します。
あまり馴染みのないメーカーもありますが、各メーカーの特徴と
使用場所や用途に適したシュラフを見つけましょう。
ナンガ
ナンガは布団メーカーとしてスタートし、現在ではダウンやフェザーの製品を中心に、
寝袋も製造販売している日本のメーカーです。
ナンガのUDD(ウルトラドライダウンバッグ)は、夏から冬の3シーズンに使える
高性能ダウンを使った寝袋・シュラフです。
イスカ
ブランドコンセプトである
「HEARTY&QUALITY(心あるモノづくりで、最高の品質を)」
常に実践しているメーカーです。
イスカのエアプラスシリーズは、800FPの最高品質のグースダウンを
封入した、フラッグシップモデルです。
コールマン
アメリカ発祥のキャンピング用品の製造販売メーカーです。
1900年頃に前身となるガソリン式ランタン製造会社として創立した歴史ある
メーカーです。
モンベル
1975年に創業したアウトドア用品の企画製造販売を行う日本の会社です。
アウトドア用品以外にも、環境や健康といった分野にも活動の場を
広げており、アウトドアの精神を持ちながらも多様な事業を展開しています。
ロゴス
大阪府にある日本のアウトドア用品メーカーです。
日本全国に店舗を展開しているロゴスのおすすめシュラフは、
「プレミアム ダウンコンフォート3セパレーター・-2」です。
Bears Rock
「使う人に寄り添った製品づくり」に取り組む、広島を拠点とする
アウトドアブランドです。
車中泊マットをはじめとした様々なアイテムを扱っています。
また、企画・設計・試作・テスト・製造まで一貫して自社で対応している点が
特徴的です。
スノーピーク
新潟県にある日本のアウトドアブランドです。
徹底的な利用者視点の商品作りや、環境を意識して長く使える商品作りを
目指しているため、保証期間が長く、修理などのアフターメンテナンスも
充実しています。
ミレー
1930年代にできたフランスのバックメーカーです。
山岳用のバックパックで有名なメーカーですが、クライミング用ウェアから
シュラフまで、登山に関わる製品を展開しています。
ザ・ノース・フェイス
1960年代にアメリカのサンフランシスコで創業したアウトドアメーカーです。
最新のテクノロジーを取り入れ、高機能で快適な製品作りで有名です。
また、最高品質のグースダウンを用いた寝袋・シュラフやジャケットにも
定評があります。
キャプテンスタッグ
パール金属株式会社の創業者家族が、アメリカに行った際に
バーベキューコンロに着目し、帰国後にアウトドア用品メーカーとして
設立したのがキャプテンスタッグです。
現在では、テントや寝袋・シュラフなどキャンプ用品全般を扱っています。
OUTDOOR RESEARCH
幅広い年齢層から愛されるアウトドア系ブランドです。
人気ブランドOUTDOOR RESEARCHの寝袋スペース用のコンパクトなテントは
寝袋のスペースだけを確保することを目的に使用するテントで、
ミニマルなサイズながら上部にしっかり空間が確保されており、
就寝時の閉塞感が少なくなっています。
Carinthia(カリシア)
約70年前に設立された歴史あるメーカーです。
ヨーロッパの多くの軍で使われるほど、寝袋のパフォーマンスの良さには
定評があります。
-20℃以下の厳冬期にも使えるようなシュラフもあり、対応温度は幅広いため、
実用的な製品を求めている人におすすめのメーカーです。
Fengzel Outdoor
バリエーションが豊富な寝袋を展開するメーカーです。
Fengzel Outdoorのシュラフは、良質なダウンを使用し、密着度も高いので、
保温性に優れています。
KLYMIT (クライミット)
人体工学に基づいたユニークなデザインや独自構造で幅広いラインナップを
揃えるメーカーです。
ピロー状のロフトフィルで一晩中快適な暖かさを維持し、3シーズン使える
寝袋です。
まとめ
・シュラフの種類は2種類ある。「マミー型」と「封筒型」
・中綿には2種類ある。「化学繊維」と「ダウン」
・ソロキャンプはマミー型、家族キャンプは封筒型がお勧め。
・中綿(化繊orダウン)は使用する場所、用途によって選ぶ。
・メンテナンスの良さは化繊
・コストで選ぶなら中綿は化繊
・各メーカーの特徴と使用場所や用途に適したシュラフを見つけましょう。
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