「製造業はきつい」「工場勤務はやめとけ」
インターネットで検索すると、このようなネガティブな意見を
目にすることがあります。
実際に私も製造業で30年以上働く中で、「もう辞めたい」と思ったことは
何度もありました。
忙しい時期の残業や夜勤、人間関係の悩みなど、
決して楽な仕事ではありません。
しかし、長年働いてきた今だからこそ感じるのは、
製造業には他の仕事にはない多くのメリットがあるということです。
もし私が製造業で働いていなければ、現在の生活や経験は
得られなかったでしょう。
この記事では、製造業で30年以上働いてきた私が実際に感じた
メリットを7つ紹介します。
製造業を続けるべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
製造業で働き続けるメリット7選
① 安定した収入を得やすい
製造業の大きなメリットは、収入が比較的安定していることです。
景気の影響を受けることはありますが、大手メーカーや
その関連企業では毎月決まった給与が支払われます。
また、残業代や夜勤手当が支給される職場も多く、基本給に加えて
収入を増やしやすい環境があります。
私自身も若い頃は夜勤や残業によって収入を増やし、
生活費や貯蓄に回すことができました。
安定した収入は、将来設計を立てるうえで大きな安心材料になります。
② 未経験からでも挑戦しやすい
製造業には未経験者歓迎の求人が数多くあります。
特別な資格や高度なスキルがなくても、入社後の研修や
現場で仕事を覚えられる企業が多いためです。
実際に私の職場でも、異業種から転職してきた人が多く活躍しています。
経験がなくても真面目に仕事へ取り組む姿勢があれば
評価されやすいのも製造業の特徴です。
転職のハードルが比較的低いことは大きなメリットといえるでしょう。
③ 手に職がつく
製造業では仕事を続けるほど専門知識や技術が身につきます。
例えば、
・品質管理
・生産管理
・設備保全
・フォークリフト操作
・機械加工
・溶接技術
などです。
これらのスキルは他社でも評価されることが多く、
転職時の強みになります。
私も長年働く中で多くの知識や経験を身につけることができました。
経験は自分自身の財産になります。
製造業で長く働くほど、技術だけでなく仕事の進め方も身につきます。
私が現場で特に重要だと感じているのが「報連相」です。
現場で評価される人の共通点については、 報連相とは?(おさらい) 報連相が重要な5つの理由 1. ミスやトラブルの早期発見・対処ができる 2. 組織としての意思決定がスムーズになる 3. チームの連携・協力がしやすくなる 4. 信頼される人 ... 続きを見る
こちらの記事で詳しく解説しています。
→ 製造業こそ報連相が武器になる理由|評価・ミス削減・残業対策まで解説👇
製造業こそ「報連相」が武器になる理由|評価・ミス削減・残業対策まで解説
④ 福利厚生が充実している会社が多い
製造業は福利厚生が充実している企業が多い傾向があります。
例えば、
・住宅手当
・家族手当
・通勤手当
・退職金制度
・財形貯蓄制度
・社員食堂
・社員寮
などです。
特に大手メーカーでは福利厚生が手厚く、生活面で大きな支えになります。
給与だけでなく、福利厚生も含めて考えると実際の待遇は
想像以上に良い場合があります。
⑤ 仕事の成果が目に見える
製造業では、自分が関わった製品が形になります。
完成した製品を見ると達成感を得られることがあります。
私自身も、自分が携わった製品を街中で見かけたときは
嬉しい気持ちになりました。
営業職や事務職では感じにくい「ものづくりの喜び」を
味わえるのは製造業ならではの魅力です。
⑥ 人間関係が比較的シンプル
もちろん職場によりますが、製造業は営業職のような接待や
顧客対応が少ない傾向があります。
基本的には社内のメンバーと協力して仕事を進めます。
そのため、人付き合いが苦手な人でも働きやすい環境があります。
私も若い頃は人前で話すのが得意ではありませんでしたが、
製造業では仕事そのもので評価される場面が多く、
自分に合っていると感じました。
ただし、職場によっては人間関係が大きなストレスになることもあります。
実際に私も人間関係で悩んだ経験があります。
職場の人間関係に疲れている方は、こちらの記事も参考にしてください。 人間関係がストレスになる原因 ① 気を使いすぎている ② 相手に期待しすぎている ③ 距離が近すぎる 人間関係ストレスの対処法 ① 距離を取る ② 期待しない ③ 最低限のコミュニケーションでOK ④ ... 続きを見る
→ 人間関係がストレスなときの対処法|職場で疲れた人へ👇
人間関係がストレスなときの対処法|職場で疲れた人へ
⑦ 日本のものづくりを支えている誇りがある
日本の製造業は世界的に高い技術力を持っています。
自動車、電子部品、機械製品など、多くの製品が世界中で使われています。
その製品づくりに関わっていることは大きな誇りになります。
普段は意識しないかもしれませんが、製造業で働く人たちが
日本経済を支えていると言っても過言ではありません。
社会に貢献している実感を持てる仕事です。
製造業にはデメリットもある
ここまでメリットを紹介しましたが、
もちろん良いことばかりではありません。
・夜勤がある
・残業が多い職場もある
・体力的にきつい
・人間関係の悩みがある
・夜勤の時は彼女に会えない
このようなデメリットも存在します。
実際に私も何度も辞めたいと思った経験があります。
私が実際に感じた「製造業のきつさ」については、 製造業がきついと感じるのはなぜ?よくある5つの理由 ① 単純作業の繰り返しで飽きる ② 人間関係が閉鎖的でストレスがたまりやすい ③ 体力的にハードで疲労が抜けない ④ ミスへのプレッシャーが大きい ... 続きを見る
以下の記事で詳しくまとめています。
→ 製造業がきつい理由5つ|辞めたい人の対処法も解説👇
製造業がきつい理由5つ|辞めたい人の対処法も解説【現場経験あり】
大切なのは、メリットとデメリットの両方を理解したうえで
判断することです。
こんな人は製造業に向いている
・コツコツ作業するのが好き
・安定した収入を求めている
・手に職をつけたい
・ものづくりが好き
・真面目に仕事へ取り組める
一方で、変化の多い仕事や営業活動を好む人には
向いていない場合もあります。
自分の性格や価値観に合った仕事を選ぶことが重要です。
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と悩んでいるなら、こちらの記事も参考になります。
→ 工場勤務を辞めたい人へ|限界のサインと後悔しない判断基準👇
工場勤務を辞めたい人へ|限界のサインと後悔しない判断基準【体験談あり】
まとめ
私は製造業で30年以上働いてきました。
辛いことや辞めたいと思ったこともありましたが、
それ以上に得られたものもたくさんあります。
製造業には、
・ 安定した収入
・手に職がつく
・福利厚生が充実している
・ものづくりの達成感がある
・海外出張や海外駐在に行けるチャンスがある
といった大きなメリットがあります。
もし今、製造業を辞めるべきか悩んでいるなら、
目の前の辛さだけで判断するのではなく、
長期的な視点で考えてみてください。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。