仕事ノウハウ

中堅社員必見、これを読むとリーダーとしての心得がわかる

 

 

ディズニー・USJで学んだ 現場を強くするリーダーの原理原則【電子書籍】[ 今井千尋 ]

 

30代からプロジェクトのリーダーであったり、チーム・グループの
リーダーを任される人も多くなってくると思います。

 

 

そこで、リーダーになる前にマネージメントの心得をしっかりと
学んでいただきいざリーダーを任されたときに悩むことがないように
していただきたいと思います。

 

 

この記事を読むとわかること

・リーダーの心構え

・リーダーとしての人マネージメント方法

 

 

この心得を学び実践で活かすことが出来れば皆さんはリーダーとしての
任務を果たし更なるステップアップにつながります。

 

 

 

 

目次

中堅社員とは

 

中堅社員とは、ひとりである程度の業務をこなせる能力があって
新人でも管理職でもない社員のことをいいます。

 

 

新人を1~3年目と考えると、4年目以降が中堅といえるでしょう。

 

 

また、年代の考え方もさまざまですが、40代や50代になると
「ベテラン社員」という呼ばれ方をされることもあるため、20代~30代を
中堅社員として捉えることが一般的です。

 

 

中堅社員はだいたいひとりで仕事を進められるので、職場の主要戦力として
活躍していることが多いとおもいます。

 

 

職場で活躍する中堅社員はプロジェクトのリーダーであったり、
チーム・グループのリーダーを任される人も多くなってくるとおもいます。

 

 

 

 

 リーダーとは

 

リーダーとは、先導者、指導者や統率者を意味し、先頭に立って人々を
引っ張る役割の人です。

 

 

定めた目的に到達するため、周囲を導く人のことです。

 

 

 

 

マネージメントとは

 

人間と組織の力を生かした創造・創発活動です。
人間の内部に眠る「創造性」「創発性」を引き出し、組織の目標に
向けて束ねていくのがマネジメントの本質です。

 

 

部下やメンバーが協働することで、何か価値あるものを生み出させる
それがマネジメントの本来の役割です。

 


しかし、マネジメントを「管理」と訳してきたために、多くの
日本企業でこの基本が忘れられています。
管理を強化するのではなく、関わり合いの中で創造・創発を促すのが、
本来のマネジメントの重要な仕事です。

 

 

「人」・「物」・「金」の経営資源を最大限に活用し目的・目標を
達成させることです。

 

「人」:部下・同僚・上司・その他関連する人

「物」:商品・設備

「金」:自職場の予算

 

 

しかし、経営資源は無限にあるわけではありません、限られた又は
与えられた経営資源の中でいかにマネージメント(やりくり)できるかが
リーダーの腕の見せどころになります。

 

 

 

 

「人」をマネージメントする

 

経営資源の中でも私が最も大切にしているのが「人」です。

 

 

リーダーになる前は、自分の成長や成果を上げるために
仕事をしてきましたが、リーダーになったとたんに、部下の指導、
自職場内外関係者と折衝、調整して対人関係を 円滑に処理できる
能力が求められます。

 

 

「物」・「金」のマネージメント(やりくり)は普段のしごとを
する中で学べて身についてきますが、「人」をマネージメント
(やりくり)は普段の仕事のなかではなかなか学ぶことができません。

 

 

おそらくリーダになって一番苦労するのは「人」です。

 

 

人をマネージメントするスキルとしては、先ほども記載しましたが
部下の指導、育成/会社内外関係者と折衝、調整して対人関係を
円滑に処理できるスキルが必要になります。

 

 

◆組織として必要な要件 (リレーショナルスキル)

 リーダーシップ・モチベーション/交渉力、折衝力、
 説得力/バランス感覚、環境適応力/ルールの順守・
 命令・報告・伝達/人間関係調整力

◆個人として必要な要件(パーソナルスキル)

 判断力、決断力、実行力、行動力/意欲、向上心、
 自己革新性/協調性、明朗性、信頼感/基本マナー、
 身だしなみ/職業意識、倫理観、自立心、責任感

 

 

私の考える「人」マネージメントは、部下やメンバーのひとたちに
仕事に集中できる環境を整えることが「人」マネージメントと
考えています。

 

 

仕事に集中できる環境とはハード・ソフトともに環境を整えることが
大切です。

 

 

なぜなら、仕事や作業をするのは自分ではないからです。

 

 

自分の能力や力でできる事はたかがしれています。

 

 

しかし、部下やチームのメンバーの能力・力を合わせれば自分一人では
達成できないことが達成できようになるからです。

 

 

いかに部下やチームメンバーの力を引き出すかで仕事の成果が
大きく変わってきます。

 

 

「そんな基本的なこと言われなくても分かっている」と言う方も
見えると思いますが、意外とこの基本ができていない方がいますので、
定期的に基本ができているか振り返ることが大切になりますので
実践してみてください。

 

 

これは私の経験上間違いありません。

 

 

又、リーダーとして仕事やマネージメントがうまくいかない時は「他責」で
考えず必ず「自責」でとらえてください。

 

 

「自責」とは、自分で自分のあやまちを責めることです。
「他責」とは、失敗や過ちの原因を他人のせいにして責めること。

 

 

リーダーに限らず何事も自責でとらえることのできる人間が部下や同僚
その他かかわるすべての人から信頼を得ることができると思います。

 

 

 

 

リーダーとしての心構え

 

リーダーとして認識しておいてほしいことを「6つ」紹介します。

 

1. 力を発揮できない部下がいるのは、それを生かせない
 上司(自分)が悪いと認識すること

 

2. 部下にやる気の出るような助言ができるリーダーであること

 

3. 部下が自分から仕事をやれる環境作りをすること

 

4. 部下の仕事の評価をきちんと行うこと

 

5. 自由闊達な議論できる場を作ること

 

6. 権限委譲とチェックが明確になっていること

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リーダーになる前からこれらの事を認識し行動していれば、
自然とリーダーとしてのふさわしい人材になっているに違いありません。

 

 

 

 

リーダーの行動スキル

 

「「人」マネージメントをする」の部分でも伝えましたが、
部下やその他関連する人たちが、楽しく仕事をする場(環境)の
提供が必要です。 (やる気がでる 仕事の共有化)

 

 

そのためには以下の「6つ」のスキルが必要になります。

 

 

1. リーダーがまず目標を設定する

 

2. 全員が一丸となれる様にベクトルを合わす

 

3. 目標に対する仕組みつくり

 

4. 無駄な仕事を無くす為に適時仕切りを行い全体推進をする

 

5. その結果として各人が小さいことでもやり切ったという
 達成感が持てること

 

6. 自分が進歩したという意識が持てること

 

まずは「1」から順番に行動することが大切になります。

 

 

特に「1」を明確に示さないと部下はどこに向かって進んでいけば
良いのかわかりません。

 

 

部下が路頭に迷わないように明確な目標を設定しましょう。

 

 

 

 

最後に私が伝えたいこと

 

伝えたいことは「2つ」あります。

 1.天狗にならないこと

 2.人とのつながりを大切にする

 

1つ目の「天狗にならない事」とはそのままの意味ですが、リーダーになると
忘れることあります。

 

 

自分が一番偉い・自分の言う事、考えが正しい・自分は仕事ができるから
リーダーをしている等、勘違いする人が非常に多いとかんじています。

 

 

このような態度で部下の人達と接しているといつの間にか孤立して
振り向けば誰もいない、ひとりになっていて誰もリーダーである
自分の指示に従ってくれなくなります。

 

 

リーダーは全然偉くありません、少し前にも記載しましたが自分一人で
できる事はたかがしれています。

 

 

そのことを忘れずにリーダーとして業務を推進してください。

 

 

2つ目の「人のつながりを大切にする」が一番伝えたい事です。

 

 

それは仕事・組織は「人」対「人」です。または「人」の集まり
ということです。

 

 

リーダーとして疎かにしてはいけない事は、部下や上司又は関係する
すべての人たちとの「コミニュケーション」と考えます。

 

 

「コミニュケーション」を取ることが苦手な人がいると思いますが、
苦手な人はまずは「挨拶」から始めてください。

 

 

自分から挨拶をすることから始めてください。

 

 

仕事のできる優秀な人でも「コミニュケーション」が取れない人は
リーダーとして成功しません。

 

 

逆に仕事ができない人でも「コミニュケーション」が取れる人は
リーダーとして成功できます

 

 

なぜなら、私がそうだったからです。

 

 

自分で言うのもあれですが、私は周りと比べても仕事ができるとは
いえません。

 

 

しかし、人と「コミニュケーション」をと取る事だけは得意でしたし
意識して実践してきました。

 

 

おかげで色々なチームやグループでリーダーを務めさせてもらいました。

 

 

海外でも仕事をすることができました。

 

 

大変なこともたくさんありますが、壁にぶつかったときは「人」に相談する、
これも「コミニュケーション」です。

 

 

「人」を頼ってください。

 

 

困ったときに頼れる上司、同僚、部下、家族etcと常に
「コミニュケーション」を取っておきましょう。

 

 

仕事に限らず「人」とのつながりを大切にしてください。

 

 

 

 

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