仕事スキル

【初心者向け】PDCAとは?仕事で成果を出す回し方と具体例をわかりやすく解説

「PDCAって聞いたことはあるけど、実際どう仕事で使えばいいの?」
このように悩んだことはありませんか?

 

PDCAは、多くの企業で採用されている仕事改善の基本フレームワークです。

 

しかし、ただ知っているだけでは成果は出ません。
大切なのは、「正しい順番」で回し続けることです。

 

この記事では、
 ・PDCAとは何か
 ・仕事での具体的な回し方
 ・製造業での活用例
 ・PDCAを成功させるコツ

を、30年以上製造業で改善活動に携わってきた経験をもとに
わかりやすく解説します。

 

PDCAを知っているのに結果が出ない人は、
そもそも“行動の仕組み”ができていない可能性があります。

→ 将来の自分に不安を感じている人必見👇

PDCAとは(簡単に)

これはどこの企業でも活用しているPDCAサイクルです。

 

Plan (計画) - Do (実行) - Check (評価) - Act (改善) (PDCA) サイクルは、
業務やプロジェクトを継続的に改善するためのフレームワークで
「やりっぱなし」、「反省しない」、「改善しない」といった
問題を防ぎます。

 

又、プロセスを改善し変更を実施するためのインタラクティブな
問題解決戦略です。

 

複雑な問題や大きな課題はPlan (計画) - Do (実行) - Check (評価) - Act (改善) の
1回のサイクルでは、問題解決や課題達成に至らないことが多い。

 

PDCAのサイクルを何回も回すことによって解決や達成へ導くことになる。
PDCAを回してより高いレベルへ引き上げて行くことを「スパイラルアップ」と

言います。

 

「スパイラルアップ」とは、らせん状にゆっくり成長していく
過程を意味します。

 


仕事で言うと管理マネジメントを継続的に向上させること、
または、継続的な改善活動の事を言います

 

 

■PDCAのメリット
 ・継続的な改善が可能
 ・チーム内で業務の振り返りがしやすい
 ・成果を数字で測定し、次の行動に活かせる

 

 

■PDCAの注意点
 ・形式だけのPDCAになりがち
  (やったふりDoばかりでCheckやActを忘れる) 
 ・最初のPlanが甘いと全体が崩れる

 

これらメリットと注意点を理解したうえでPDCAについて詳細を
解説していきたいとおもいます。

 

PDCAは理解するだけでは意味がありません。
👉 実際に行動に落とし込むことが重要です。

 

PDCAは仕事改善の基本ですが、近年では改善(Action)を重視した
「CAPDo」という考え方を採用する企業も増えています。

 

PDCAとの違いについて詳しく知りたい方は、

→ CAPDoとは?PDCAとの違いはこちら👇

Plan(計画)

良い計画を立てるためにはまず問題を正しく認識する必要があります。

→ 問題とは何か?👇

 


目標・目的を設定し、実行計画を立案します。

 

その際、ただ闇雲に目標設定をし、過去のやり方を
踏襲した計画を立てるのではなく、なぜそのような目標を立てるのか、
なぜそのような実行計画を立てるのか、自らの仮説に立脚した論理的な
Planを意識する必要があります。

 

 

Do(実行)

計画を実行します

 

 

Check(評価)

実行した内容の検証を行います。解りやすく言うと
計画と実行の差異を確認します。

 

差異を確認したら、「なぜ差が生まれたのか」を分析することが重要です。

 

製造業ではQC7つ道具を使って原因を分析することが多くあります。

→ QC7つ道具はこちら👇

 

特に計画通りに実行できなかった場合、なぜ計画通りに
実行できなかったか、要因分析を入念に行う必要があります。

 

評価の段階では、結果だけでなく“なぜその結果になったのか”を
深掘りすることが重要です。
その際に有効なのが“なぜなぜ分析”です。
→ なぜなぜ分析を実務レベルで解説した記事はこちら👇

Action(改善)

検証結果を受け、今後どのような対策や改善を行っていくべきかを
検討します。

 

改善策を考える前に、「問題」と「課題」の違いを
理解しておくことが重要です。

 

問題を正しく整理すると、本当に取り組むべき課題が見えてきます。

→ 問題と課題の違いを具体例で解説した記事はこちら👇

 

Checkで仮説の検証、要因分析がしっかり行えないと、誤った対応策を
立て失敗することがあるため注意が必要です。

 

生産・品質管理モデルに由来するPDCAサイクルですが、現在では
戦略実行や経営管理、営業など各機能の業務改善に至るまで幅広く
利用されています。

 

ここまでが普通のPDCAの解説です。

PDCAを回す簡単具体例

いきなり難しく考えて仕事に当てはめるのではなく、身近なところから
PDCAを当てはめてください。

 

 

◎ケーススタディー

あなたは英語が苦手で前回のテストでは60点しか取れませんでした。
数か月後には期末試験が控えています。

 

期末テストまでに苦手な英語の勉強をして点数を上げたいと思っている。
(目標80点)
PDCA表を使用して改善する過程を作成していますので参考にしてください。

 

■Plan

 :① 目標を設定する(何を、いつまで、どのくらい)

 :② 実行施策を立てる(どうやって達成するか)
   施策は期末試験で80点取るための施策を設定する、
   管理項目と管理水準を設定する。

   (この管理項目と管理水準をクリアすれば 80点取れる項目と
    管理水準を設定する)


■Do

 :③ まずは試験の実績と評価を記入、
   施策の実行とできたかできなかったか評価をする。


■Chek

 :④ 差異分析(何故、そうなったのか、何を学んだか?)
     結果が良くても悪くても差異分析を行う。
     何故、良かったのか、何故、悪かったのか


■Action

 :⑤ 差異分析の結果から次に具体的な行動を記入
    このActionがのPlanになる

PDCAでは「Action(改善)」が最後の工程ですが、
最近の製造業では改善をより重視した「CAPDo」という考え方を
採用する企業も増えています。

 

PDCAとの違いやメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

【図解】CAP Doとは?PDCAとの違いと実践手順をわかりやすく解説👇

 

このように自分の身近な出来事からPDCAを回してみると
わかりやすいく仕事の進め方も理解できるとおもいます。

 

その他のわかりやすい事例は、「健康管理」「ダイエット」
身近で解りやすくPDCAが回せるとおもいます。

PDCAの具体例(製造業)

身近な出来事のPDCAで理解を深めたところで実際の製造業の
具体例を解説します。

 

 P(計画):不良率5%→3%に下げる目標設定
 D(実行):作業手順の見直し+教育実施
 C(評価):1週間後に不良率を確認。不良率が4%に改善
 A(改善):さらに原因分析し標準化

このActionが次のPlanになり、又、次のPDCAが回ります。

 

工程管理にはQC工程表を活用すると、改善活動がさらに効率的になります。

→ 【実例付き】QC工程表の書き方|初心者でもわかる作成手順👇

さらに成長したい方はこちら👇
→ 社会人として成長するために必要な知識👇

PDCAだけでは改善できない理由

PDCAは現在でも非常に優れた改善手法です。

 

しかし最近では改善(Action)を最初に考えるCAPDo」を採用する
企業も増えています。

 

PDCAとの違いについて詳しく知りたい方は、

→ CAPDoとは?PDCAとの違いはこちら👇

まとめ

Plan (計画) →Do (実行) → Check (評価) → Act (改善) (PDCA) サイクルは、
プロセスを改善し変更を実施するためのインタラクティブな
問題解決戦略です。

 

一度実施して終わるものではありません。
何度も回し続けることで改善につながります。

 

最後にポイントをまとめます。

Plan(計画):目標・目的を設定し、実行計画を立案します。

 

Do(実行):計画を実行します。

 

Chek(評価):実行した内容の検証を行います。解りやすく言うと
       計画と実行の差異を確認します。

 

Action(改善):検証結果を受け、今後どのような対策や改善を
        行っていくべきかを
検討します。

さらに改善活動をレベルアップしたい方は、
 ・CAPDo
 ・QC7つ道具
 ・QC工程表

もあわせて学ぶことで、現場改善の幅が大きく広がります。

 

改善を進める前に、「問題」と「課題」の違いを
理解しておくことも重要です。

 

問題を正しく整理できると、改善すべき課題が明確になります。

問題と課題の違いをわかりやすく解説|ビジネスで使える具体例付き👇

 

いきなり難しい仕事の事を考えるより仕事以外の事
(健康とかダイエットとか)でPDCAの流れに慣れてから
仕事のPDCAを当てはめてください。

KING

上場企業に30年間勤務し、海外駐在も経験してきました。 現在は3人の子どもを育てる53歳の会社員です。 本ブログでは、会社員としての実体験をもとに、 仕事の進め方や考え方、海外での生活・旅行先の情報を発信しています。 日々の仕事に悩む方や、海外に興味を持つ方の ヒントになる情報をお届けできれば幸いです。